簿記3級の資格をとりたいけれど、どうやって勉強したら効率的?
なるべくお金はかけたくないけど独学で大丈夫?
何か通信講座など受講した方がいい?
私のおすすめの勉強方法はクレアールの簿記講座を受講することです。
今回はクレアール簿記講座のおすすめの理由とクレアール簿記講座を使っての具体的な勉強方法を紹介します。
簿記は暗記というよりは、技術的な反復練習が必要なものです。
独学でも勉強できますが、独学よりも通信講座などを使って順を追って理解し、反復練習を続ける方が効率的です。
そして、日商簿記3級試験は2021年度から新制度になって難化傾向です。
これまで合格率50%前後だったものが、新制度になってから日商簿記検定3級の統一試験の合格率が30%を切っています。
簿記3級をなめてはいけません。
「クレアール簿記講座」は、ネットでの講義受講と教材一式がついて1万円ほどで3級合格できるので、とてもコスパが良いです。
私は簿記に関しては全く予備知識がなく、40代後半で記憶力は低下してきています。
ですが、クレアールの簿記講座を受講して2か月くらいの勉強で日商簿記3級試験に一発合格することができました。
私が受けた159回の試験も合格率は30%以下でしたが、92点で合格です。
確実に効率的に勉強して合格するためにクレアール簿記講座おすすめです。
それではクレアールのおすすめの理由や申し込み方法、簿記3級の勉強方法を詳しく紹介していきます。
- 簿記3級 勉強時間はどれくらい必要?いつから始めれば間に合う?
- クレアールはどうしておすすめなの?
- クレアールの申し込み方法
- 簿記3級 具体的な勉強方法
- 簿記3級勉強方法まとめ
- 簿記3級 実際に試験を受けた感想と結果
- さいごに
簿記3級 勉強時間はどれくらい必要?いつから始めれば間に合う?
簿記3級に合格するためには一般的に100時間程度必要です。
個人差はもちろんありますが、簿記の勉強は一通り内容を理解したら終わりではなく、繰り返し問題を解いてとにかく練習することが必要です。なので、勉強にはある程度の時間がかかります。
クレアールの簿記講座の場合は順をおって一通り勉強することができ、その後の練習問題も連動しているので効率が良いです。
クレアールで勉強した場合は講義視聴時間は約30時間程度です。
さらに講義に連動した問題集や予想問題を繰り返し解いて合計約100時間の勉強が必要になると思います。
私の場合は、試験の2か月前から勉強をはじめました。
1日2~3時間の勉強時間を確保することができたので、2か月あれば余裕を持って勉強することができました。
私は合計100時間ぐらい勉強しました。
勉強時間を確保できる時間を考え、100時間目安でいつから勉強を始めれば良いか計算してください。
1日1時間程度確保できるのなら3か月以上前から始め、1日2時間確保できれるのなら2か月前からといった具合です。1日3時間以上確保できるのなら1か月前からでも間に合います。
クレアールはどうしておすすめなの?
受講料は約1万円でコスパ最強!
受講料は申し込む月によって多少異なりますが1万円程度です。
受講料1万円に含まれる内容
- 57講義が見放題
- 直前答練4回分
- テキスト、講義ノート、問題集、過去問題集
- 電話・メールサポート
1単元30分程度の講義が57講義分見放題、さらに試験の1か月半ほど前には直前答練という本番のような総合問題が4回分あります。
テキスト、講義ノート、問題集、過去問題集がついてきます。
プリンタがあれば、テキスト・問題集・直前答練の解答用紙はPDFダウンロードして印刷できるので、冊子に書き込んでしまっても何度でも繰り返し練習できます。
独学で普通にテキストや問題集をそろえるだけでも5千円以上はかかるので、講義もついて1万円弱ならばコスパがとても良いです。
電話・メール等のサポートとWeb講義受講のサービスは検定目標月+1年間保証されています。
なので目標月に合格しなくても、その後3回の試験までサービスが受けられます。
独学との違いは?
独学の場合でもテキストや問題集をそろえると思います。これだけで5,000円程度はかかります。
講義がないので、読んで理解するだけになります。
簿記の勉強は読んでいるだけでは理解しにくい部分が多々あります。
講義を受けて解き方をマスターしてから、それに連動した問題を解くことによって効率的に実力がついていきます。
最近では独学用にYouTubeなどで講義をしているものもありますが、講義に連動したテキストや問題集がなく、見て理解するだけになります。
連動したテキストや問題集があった方がはるかに効率的です。
時間や手間がかかっても良いから少しでもお金をかけずに勉強したいという方は独学でも良いと思いますが、効率的に勉強したいのならばWeb講義とテキスト・問題集が連動したクレアールがおすすめです。
クレアールの申し込み方法
まずは資料請求
まずはクレアールの簿記講座の資料請求をします。
こちらの公式サイトの資料請求から「クレアール簿記講座」の資料請求ができます。↓
資料請求をすると以下のような資料が送られてきます。
簿記コースの詳しい内容が載った資料、料金案内と講義のお試しDVDが送られてきます。
受講コースを選ぶ
送られてきた資料の中に料金案内の資料があるので、金額とコースを確認します。
簿記3級の合格を目指す場合は「202✖年✖月目標 3級パック Web通信」というコースを選びます↓
私が資料請求したのは2021年6月、そして6月末までに次の11月目標のパックを申し込むと一番安くなります。
試験月(6月・11月・2月)に資料請求して申し込むと一番お得な割引が受けられます。私の場合は9,472円(2021.6月申込)でした。
3級パックにオプションとして「オプションDVD」と「オプション答練資料」がありますが、私はオプションは申し込んでいません。
「オプションDVD」はインターネット接続環境がない方やDVDプレーヤーなどで視聴を考えている方用です。講義は基本PCやスマホで見れるのでネット環境がない方以外は必要ありません。
「オプション答練資料」は自宅にプリンターで印刷する環境がない方用です。「直前答練」と「模擬試験」の問題・解答用紙はPDFをダウンロートして自身で印刷する必要があります。
申し込み手続き
受講するコースが決まったら申し込み手続きをします。PC・スマホどちらからでも申し込みできます。
詳しい申し込み方法は資料請求した資料にPC・スマホともに詳しく掲載されています。
「お申込み手続きガイド」を見ながら申し込めば簡単・安心です。↓
3級パック教材到着
申し込みが完了すると、2~3日後に教材が届きます。
「3級パック」教材内容
テキスト・解答用紙、問題集・解答用紙、講義ノート、過去問題集・解答用紙、学習の手引き、学習計画表、返信用封筒
以上のものが届きました。
以上のものが届いたら、まずはWeb講義1単元目のガイダンスを見ましょう。
クレアールにログインし、「ダッシュボード」の「マイコース」の中にある「3級簿記講義」の「講義動画」の「単元1ガイダンス」を選ぶと視聴できます。
Web学習システムについては「学習の手引き」に詳しい手順が記載されています。
電卓を用意する
ガイダンスで案内していますが、電卓がなければ電卓を用意します。
クレアールの山田先生はカシオの電卓を使用していますが、同じものである必要は全くありません。
電卓の機能は似通っていますが、最低限以下の4つの機能を備えた電卓が簿記検定にはおすすめです。
- 12桁表示
- メモリー機能
- 早打ち機能(キーロールオーバー機能)
- √キー
上記4つの機能がついている電卓は多いです。メーカーによる差もほとんどありません。たまに、√キーがなかったりGTキーがなかったりします。
電卓はメーカー(「カシオ」か「カシオ以外」)によってキー配列とキー操作が多少異なります。
私はカシオのデスクタイプの電卓を購入しました。私はキー配列が「1」の下が「0」が良かったのでこちらのデスクタイプの電卓にしました。
クレアールの山田先生はこちらのジャストタイプの電卓だと思います。1の下が「00」なので、私はやめました。↓
簿記検定の電卓の選び方やおすすめ電卓はこちらの記事で紹介しています↓
とにかくまずは資料請求です。
こちらの公式サイトの資料請求から「クレアール簿記講座」の資料請求ができます。↓
簿記3級 具体的な勉強方法
クレアール教材を使用しての私の簿記3級の具体的な勉強方法を紹介します。この勉強方法で100点満点中92点で第159回簿記3級試験に合格しました。
- Web講義を2~4単元ぐらい見る
- テキストと問題集の問題を解く
- 1~2を繰り返し、最後の単元まで見る(50時間程度経過)
- 直前答練①をやってみる(力試し)
- 問題集をもう一度全て解く→間違えたところはもう1回
- 直前答練と公開模試を解く→計3回
- 「予想模試問題集」(←クレアール教材とは別で購入)を解く→計3回
- 過去問を解く
1.Web講義を2~4単元ぐらい見る
まずはWeb講義を見ます。クレアールにログインし、「ダッシュボード」の「マイコース」の中にある「3級簿記講義」の「講義動画」の「単元2 簿記とは①」を選ぶと視聴できます。
1単元30~50分程度です。
私の場合はスマホで速度を1.25倍にして視聴しました。
↑スピードは設定で0.5倍、0.75倍、ノーマル、1.25倍、1.25倍、1.5倍、2倍と変更できます。
↑視聴する時には「スマホ」の他に「講義ノート」「テキスト」「電卓」「筆記用具」を用意し、主に「講義ノート」をノート代わりに講義内容で気になったことはメモしていきました。
講義を聞いても「??」となることもあると思いますが、完璧に理解していなくても気にせずどんどん単元は進めていけば良いです。
講義をすすめていくうちにだんだんと理解していきます。
とりあえず一通りすすめていきましょう。
↑講義を見終わったら、学習計画表に日付を書いてどこまで見たかあとどれくらい見たら良いかなど確認しました。
2.テキストと問題集の問題を解く
2~4単元Web講義を見て、きりの良いところまで見たらテキストの例題と問題集の問題を解きます。
テキストは15章に別れているので、大体1章分の講義を見終わるごとぐらいにテキストの例題を解きました。1章は単元が多いので、2回に分けました。
テキストの例題は講義でやった内容と全く同じなので復習になります。
なるべく講義を見たらすぐに復習のために解くのが良いと思います。
テキストには例題以外に説明文が載っていますが、講義で聞いたことと大体同じことが書いてあるので私はほとんど読まず例題だけを進めていきました。あとからわからないことがでてきたらテキストで調べる程度でした。
その後、問題集の問題も1章分の単元を見終わったら解きました。
テキストや問題集の解答は直接黄色の解答用紙に書き込んでしまってもOKです。
もう一度やりたい場合はマイコースにPDFがあるので、問題用紙・解答用紙を全ページ印刷することができます。
3.1~2を繰り返し、最後の単元まで見る(50時間程度経過)
講義は57単元まであります。ちょこっと講義を見てはテキストと問題集を解くを繰り返していきます。
講義をちょこっと見たら、すぐにそれに対応する問題を解く!この繰り返しで知識が定着します。
講義を全部見るだけで30時間程度かかります。
講義を視聴し、テキストと問題集を終えるまでには合計で50時間程度はかかると思います。
ここまで終われば簿記3級の勉強は一通り終わったことになります。
ただここから先が試験対策には重要になります。
試験ではスピードと正確性が問われます。
とにかく早く解けるようになるように、あとは、ひたすら問題を繰り返し解いて正確性とスピードを上げることです。
4.直前答練①をやってみる(力試し)
一通り簿記3級の範囲の勉強が終わったので、「直前答練(直前答案練習会)第1回」に挑戦してみました。
「直前答練」は本番と同じような問題形式になっています。
力試しのために本番と同じように時間60分を計って挑戦してみました。
↑「直前答練①」は試験の1か月前ほどから配信されます。マイコースにあるPDFを印刷して使います。
私は初めて挑戦した時点で時間は全く足りず、60分以内では合格点の70点には達しませんでした。1時間20分ほどかかってやっと80点でした。
やはり一通り勉強が終わっただけでは時間も正確性もまだまだです。
最終的には時間も足りるようになりましたし、合格点も常にとれるようになったので、この時点で「時間が足りない」「合格点が取れない」はあまり気にしなくて大丈夫です。
このあと、何度も問題を繰り返し解いていくことでコツがつかめてスピードは徐々に速くなります。
反復演習が一番大切です!
5.問題集をもう一度全て解く→間違えたところはもう一回
問題集の問題をもう一度一通り全て解きました。※9章の「試算表」はあまり試験に出ないため2回目は飛ばしました。
時間が経ってからあらためて解くと、自分の本当に苦手なところがわかってきます。
私は2回目でも大体1回目に間違えたところと同じようなところを間違えました。
もう一度全ての問題を解くことでかなり理解が深まります。
私は1回目はコピーした解答用紙に解答していたので、2回目は黄色の解答用紙に直接書き込みました。
そして間違えたところには付箋を貼っておきます。
付箋を貼った問題を後日もう一度やり直しました。
6.直前答練と公開模試を解く→計3回
問題集をもう一度解き終えて復習できたので、また本番と同じような形式の問題に挑戦してみることにしました。
「直前答練②③」と「公開模試」です。名称は違いますが、内容は全て本番を想定した予想問題です。
本番と同じように60分計って問題を解きました。今度は時間が何とか足りるようになってきました。点数は合格点は取れます。ただまだ間違いやケアレスミスが多いです。
「直前答練」と「公開模試」は時間をおいて合計3回ずつ解きました。
7.「第159回をあてるTAC直前予想模試日商簿記3級」を解く→計3回
第158回の試験より試験形式が大幅に変更になったので、新しい形式の問題に多く慣れるためにクレアールの教材とはまた別で1冊だけ予想問題集を購入しました。
「第159回をあてるTAC直前予想模試 日商簿記3級」です。
↑この予想模試は本当によくあたります!私が受けた159回でもSNSで皆が難しかったといった大問2で同じような問題が出ました!
この問題集は4回分の予想問題を解くことができます。
本から取り外して使う本番と同じような冊子形式の問題が4回分と詳しい解答・解説、解き方の時間配分やコツなどが書いてあります。
読者限定のサービスとしてネットで解答用紙をダウンロードできますので、何回でも繰り返し解くことができます。
また、解説動画「解き方レクチャー」を無料配信しているので解答を見てもよくわからない問題も解決できます。
私はこの問題を各3回繰り返し解きました。
私が受けたのは159回だったので、159回用の問題集を買いました。毎回その回ごとに発売されるので、自分が受ける回の予想問題集を買いましょう。超おすすめです↓
8.過去問を解く
クレアールの「答練問題」、TACの「直前予想模試」を解いてもまだ試験まで時間的な余裕があったので、クレアールの教材にあった過去問題集を解きました。
過去6回分を1回解きました。
過去問は2時間の試験時間で2021年度からの新しい形式と少し異なりますが、問題の練習にはなります。
ただ大問3の試算表は新しい試験形式ではあまり出ないうえに時間もかかる問題なので飛ばしました。
簿記3級勉強方法まとめ
以上のことをまとめると私が勉強したことはこうなります↓
- 講義視聴→1回
- テキストの問題→1回+間違えたところもう1回
- 問題集→2回+間違えたところもう1回
- 「直前答練・公開模試」→3回
- 過去問→1回
- TAC直前予想模試問題集→3回
同じ問題を繰り返し解くことで問題を速く解くコツをつかむことができ、スピードが速くなります。細かいミスは最後までありましたが、これだけやれば本番では時間は足りるようになると思いますし、合格点は余裕でとれるようになっていると思います。
私は暗算が速いわけでもありませんし、電卓の早打ちができるというような特殊能力を持っているわけではありません。
むしろ、暗算や電卓は遅いです。
ですが、繰り返し解いていくとだんだんと速く解けるようになっていきます。
簿記3級 実際に試験を受けた感想と結果
私は第159回(2021年11月21日実施)の日商簿記3級試験を名古屋で受けました。
第159回の3級合格率は27.1%と低かったのですが、無事合格することができました。
本番では時間との勝負でした。
大問1の次は大問2を解こうと思っていましたが、大問2があまり見ない傾向の問題だったので焦ってしまいました。とりあえずややこしそうなので大問2は飛ばして落ち着いて大問3から先に解くことにしました。
そして、大問2に戻ってきて解く時間はありました。
全て解き終わってもまだ時間の余裕があったので、見直すこともできました。
大問2は難しい問題やくせのある問題が多いので、パッと見てややこしそうならば配点の高い大問3から解くことをお勧めします。
問題用紙・解答用紙を回収されてしまうので、どんな問題だったのか、何を間違えたのかが振り返れないのが残念です。
結果:合計92点
- 大問1 45/45
- 大問2 12/20
- 大問3 35/35
大問1と大問3は満点を取ることができました。焦ってしまった大問2は間違えてしまいましたが、合計92点だったので良かったです。
合格率が30%切る中での1発合格は嬉しいです。
SNSで試験後の皆さんの感想を見ると、やはり大問2が難しかったということと、60分では時間が足りないということです。
この傾向は2021年度の新試験に代わってから2回続いているので、今後もこの傾向は続くかもしれません。
やはり繰り返し問題を解いて、解くスピードを速めることが重要です。
さいごに
40代後半、簿記の知識ゼロの私でも約2か月の勉強で無事に日商簿記3級に一発合格することができました。
勉強は苦痛ではなくて、だんだんと速く解けるようになっていくので楽しくなっていきました。
これから個人事業主として会計ソフトを使って帳簿をつけようと思っているので勉強したことがすぐに役立つと思います。
クレアールを利用して2~3か月集中して勉強すれば簿記3級を合格することができます。みなさんもぜひ挑戦してみてください。
クレアール簿記講座の詳しい内容や資料請求はこちらの公式サイトからご覧いただけます↓
資料請求はこちらから
こちらの公式サイトの資料請求から「クレアール簿記講座」の資料請求ができます。↓
おすすめの予想問題集はこちらです↓
簿記検定の内容・難易度など詳しく紹介しています↓
簿記検定の電卓の選び方やおすすめ電卓はこちらの記事で紹介しています↓
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