FP3級(3級ファイナンシャル・プランニング技能検定)の資格試験を受けました。
40代後半の私にとっては、ひっさびさの試験です。
FP3級の試験の雰囲気や会場の様子、お昼はどうすれば?など
初めてFPの試験を受ける方は緊張すると思うので、実際に試験を受けてみてどんな感じだったか紹介したいと思います。
※私は愛知県の中京大学豊田キャンパスで受験しました。
FP3級試験の試験会場は選べない
FP3級試験の試験会場は地区までは選べますが、その地区に何個かある会場を具体的に選ぶことができません。
勝手に振り分けられてしまいます。
転居や転勤などのやむを得ない事情に限り試験会場決定後に変更できます。
その場合でも地区の変更のみで会場を選択することはできません。
これはFP協会、金財どちらの試験を受けても同じです。
私はFP協会の試験を受けました。
地区は「名古屋市」を選んだのですが、会場は「中京大学 豊田キャンパス」でした。
自宅から近くて行きやすい会場が他にあって、どうかそこであれ~と思っていたのですが、家から電車やバスを乗り継いで1時間ぐらいかかる豊田市の会場になってしまいました。自宅からはとても行きにくい場所ですし、駅からも割と歩かなければいけません。
車で行った方が早いのですが、車での近隣への乗り入れ厳禁となっていたので、結局、優しい旦那さんに車で送迎してもらいました。
必ずしも自宅から近い会場になるとは限らないので覚悟しておいた方が良いです。
過去の試験会場はホームページで確認できます。
FP協会の過去の試験会場一覧↓
金財の過去の試験会場一覧↓
FP3級試験 当日の持ち物
2週間前ぐらいに受験票が届くので、受験票に当日の持ち物が記載してあります。
受験票に記載してある持ち物と他に持っていった方が良いものを書き出してみました。
☐(チェックボックス)をタップすると✔(チェックマーク)がつきますので、このリストを見ながら持ち物の確認ができます。
受験票に書いてある持ち物(必ず必要な持ち物)
1.受験票
受験票はハガキで届きます。
受験票には写真を貼る箇所がありますが、写真付きの身分証明書(運転免許証、パスポート、個人番号カード、学生証など)があれば、写真を張り付ける必要はありません。
2.筆記用具
HBの鉛筆またはシャープペンシル、消しゴム
筆記用具としては上記以外のもの(筆箱など)は机上に置くことはできません。筆箱から鉛筆・シャープペンシル・消しゴムをだして、他のものはカバンの中にしまいます。
3.計算機
演算機能のみを有する普通の電卓を用意しましょう。大きさは26cm×18cmを超えないものです。
大きめの電卓の方が多かったのですが、私は小さいのを持っていきました。机のスペースは結構狭かったです。
計算機は故障にそなえて予備を持参することができます。ですが、机上に置くのは1台のみです。故障して交換したい場合は試験監督の許可が必要です。
簿記検定にも使える電卓をお探しの場合は、こちらの記事で詳しく紹介しています↓
4.本人確認書類
運転免許証、個人番号カード、学生証など受験票に詳しく書いてあります。
5.腕時計
会場に時計はありませんでした。スマホは当然使えませんので、腕時計は持参した方が良いです。
音声の出るもの、通信機能を有するものは不可です。
持っていなければ1000円ぐらいで売ってます↓
机上に置けるものは、受験票、本人確認書類、筆記用具、計算機のみです。
他のものはカバンにしまって見えないようにします。カバンは足元に置くように指示がありました。
その他持っていった方が良いもの
ペットボトルの飲み物または水筒
熱中症などの予防のために、ペットボトル飲料(中身がみえるものに限る、炭酸飲料は不可)は、机の上に置くことが認められていました。
水筒などのペットボトル飲料以外はカバンにしまってください。
弁当
会場では食べ物を確保できない場合があります。みなさんお弁当やコンビニのパンやおにぎりなどを持参していました。
テキスト・問題集
試験開始までや昼休憩など待ち時間はかなりあります。みなさんテキストを見て勉強していました。
スマホ
スマホは持ち込めますが、試験開始までに電源を切って(マナーモード不可)カバンにしまいましょう。
財布・交通系ICカード
公共交通機関を使う場合は交通系ICカードがある方が切符を買うための混雑回避できます。
マスク
コロナ禍のためマスクは常時着用が必要です。念のため予備も持参しましょう。
ハンカチ・ティッシュ
折りたたみ傘(雨晴れ兼用)
私が行った会場には休憩室などがなかったので、学科試験で途中退場した場合は校舎の外で待つことになりました。日差しが強い場合や急な雨があるかもしれないので折りたたみ傘を持参しておくと便利です。
試験の流れや様子
30分前には会場に着くように
試験開始時間は10時ですが、集合時間は9:40です。「試験開始時間20分前までに必ず着席ください」となっています。
試験の校舎に入れるのは30分前からだったので、30分前に会場に着くように行きました。
30分前よりもさらに前に着いたため、しばらく校舎の外で待っていました。大勢の方がすでに校舎前で待機していたので、早めに行った方が良いです。
こんなに受験する人がいるんだぁってくらい人がいました。大学生かなって感じの若い方が多いです。私のような40代以降という感じの方は少数派ですが、まぁまぁいたのでホッとしました。
FP協会の試験は団体やお友達同士という方は少なく、みなさんひとり静かにテキストを見たり、スマホみたりで待っていました。
30分前になると会場に入ることができました。
受験票には特に何階のどこの教室とは書いていなかったので、入り口に貼ってある表を見て自分が何階に行けば良いか確認しました。
教室の案内は校舎の入り口に何階と書いてあるだけで、あとは教室の入り口にしか案内がなかったので少し戸惑いました。
着席前にトイレは済ませました。女子トイレは少し混雑していますが、試験に間に合わないほど並んでいるということはありませんでした。
9:40になると注意事項などを聞きました。
(※遅刻しても試験開始後30分までは入室できます。)
10時~12時 学科試験(120分)
10時に試験がスタートし、試験は12時までです。
合計60問です(FP協会・金財共通)。
11時になると退室が認められます。
多くの方が退室しました。私も1時間で見直しまでできたので退室することにしました。
解答用紙以外は全部カバンにしまって、解答用紙は試験監督に渡して退室しました。
退室したのですが、休憩室は設けていないと言われ、仕方がないので校舎の外で座っていました。
みなさん行く場所がなくて、校舎の外で大勢座って待機していました。
テキストを読んだり、スマホを見たり、パンを食べたりしていました。
12時~13時30分 昼休憩(90分)
12時になると学科試験が終わるので、12時には、また教室に戻ることができます。
外で座っていた多くの方はまた同じ教室の同じ席に戻りました。
教室では飲食できるので、ここでお弁当を食べ始める人も多くいました。
ちなみに、12時5分ぐらいになると学科試験の解答速報が出ます。
問題文は持ちかえることになっているのですぐに自己採点できます。気になる方は答え合わせしても良いですが、動揺してしまうようならやめておいた方が良いです。
私はそんなにすぐに解答が出ているなんてその時は気づいていなかったので、その場で自己採点はしていません。が、自信がなかったところはテキストで確認しました。
そして、12時45分になると、学科試験の準備があるからとまた教室を追い出されます。今度は外まで行かずに、廊下で待ちました。10分ほどでまた教室の中に入れてもらえました。
13時30分~14時30分 実技試験(60分)
13時30分に実技試験スタートです。途中退室はできません。
20問です(FP協会)。
学科は見直ししても時間が余るのですが、実技はそんなに時間は余らないかなぁと思います。
一応1時間でひととおり見直しまでできました。
14時30分 試験終了
試験が終了すると、試験監督が解答用紙を集めました。
解答用紙を集め終わっても、すぐ退室とはいかず、他の教室の方もいるので順番に退室しました。試験終了から外にでるまでに10分以上はかかりました。
家に帰ってから、解答速報で自己採点しました。
学科・実技ともに正解率95%でした。ひと安心。
- 学科 57/60(合格点36)
- 実技 19/20(合格点12)
正式な解答は17時30分に日本FP協会の公式ホームページで模範解答がアップされます。
結果発表
合格発表は約2か月後です。私の場合は試験日2021.9.12→合格発表2021.10.25です。
結果通知は郵送で送られてきます。合否は日本FP協会ホームページでも確認できます。
さいごに
久々の資格試験で少し緊張しましたが、ひとりで受験されている方が多く、コロナ禍ということもあり、みなさん静かで、あまりまわりを気にすることなく落ち着いて試験にのぞめました。
初めて行く会場でとまどいもありましたが、お昼などは準備して、試験監督のいうことを良く聞いて、わからないことは聞けば教えてくれますし、全然大丈夫でした。
FP3級の勉強方法はこちらで紹介しています↓
電卓の選び方やおすすめ電卓はこちらの記事で紹介しています↓
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