2021年4月14日よりFXのリピート系自動売買のトラリピをスタートさせました。
トラリピでまずは豪ドル/NZドル(AUD/NZD)の通貨ペアを20万円で始めました。
次に運用する通貨ペアにNZドル/米ドル(NZD/USD)を選び、元本40万円で2021年5月7日より運用スタートさせました。
NZドル/米ドル(NZD/USD)の設定内容と設定方法を紹介します。
【2021.11~設定変更】
2021年10月頃よりスワップポイントのプラスマイナスが入れ替わりました。
【売り】プラスから【買い】プラスになったので、2021年11月に【売り】から【買い】の設定へ切り替えました。
新しく【買い】の設定を紹介しています!
- 通貨ペアをNZドル/米ドルに決めた訳
- さくらこのニュージーランドドル/米ドル40万円設定
- NZドル/米ドル 資金別運用設定
- トラリピ設定手順 NZドル/米ドル 40万円
- システム稼働後にすること
- さいごに
通貨ペアをNZドル/米ドルに決めた訳
現在のレートが10年チャートで真ん中より下の位置にいて、【買い】のスワップポイントが「プラス」だから
NZドル/米ドルの2007年から2022年までの14年ほどのチャートを見ると、最安値0.48910最高値0.88441で中間が0.69あたりになります。
2021年11月27日現在のスワップポイントは【買い】がプラス、【売り】はマイナスです。
なので、【買い】の設定のみします。
このスワップポイントがマイナスにならないという理由は私の中ではすごく大きいです。
マイナススワップはポジションを保有し続けるとジワジワと効いてくるので、精神的にキツいのです。できればマイナススワップはつかない運用をしたいと考えています。
このNZD/USDは2021年10月ごろまでは【売り】のスワップポイントがプラスでしたが、入れ替わりました。
なので、それまでは【売り】の設定のみしていました。
調度ポジションがなくなっていたので良かったのですが、入れ替わるタイミングによっては損失をかかえながらスワップもマイナスが積み重なるということがあります。
スワップポイントはプラスマイナスが入れ替わることがあるので、運用の上では注意が必要です。
私はNZドル/米ドルは買いトラリピのみ設定します!
レンジ幅が狭いので比較的少ない資金で運用できるから
トラリピを運用するなら、なるべく少ない資金で効率よく利益を積み重ねたいと思います。
そのためには、ある程度レンジの幅が狭く、それなりに値動きのある通貨ペアを選びたいものです。
NZドル/米ドルは14年ほどの値動きで見ると、変動値幅は4000pips程度ありますが、ここ5年ほどは0.54~0.75の間でレンジ相場となっています。約2000pipsのレンジ幅と狭いレンジ幅になっています。
さくらこのニュージーランドドル/米ドル40万円設定
ここ10年のレンジ幅を参考にレンジ幅0.62~0.712で買いトラリピを設定します。
ロスカットレートはここ10年での最安値の0.54ぐらいまで耐えれるようにしました。
具体的な数値は以下のように設定しました。資金は40万円です。
40万円の資金で、40pips間隔でトラップを仕掛けて24本になります。利確幅は0.005です。一度の決済で約500円ほどの利益になります。
利益値幅は変更しても必要資金に影響はありません。お好みで設定すれば良いと思います。利益値幅は設定した後からでも簡単に変更できます。
ロスカット水準を目安に、レートがロスカット水準を超えそうな場合は追加資金の投入や損切りなどの対処をしていかないとロスカットされてしまいます。
NZドル/米ドル 資金別運用設定
私はNZドル/米ドルの運用を資金40万円で始めましたが、用意できる資金は人それぞれだと思うので資金別の設定内容を表にしました。
トラップ値幅を基準にして、0.001~0.009の幅で考えました。トラップ値幅が狭いほどトラップ本数が多くなるので必要資金が増えます。
利益値幅は0.005で統一していますが、利益値幅はお好みで変更OKです。あとから変更もできます。
ただ、20万円の設定で利益値幅を0.005にするとトラップ値幅よりも狭くなってポジションを持たない期間ができてしまうので、利益値幅はトラップ値幅と同じにしました。
資金を増やしたい場合の調整方法
例えば資金80万円ある場合
方法1:資金40万円の設定の注文金額を0.1万→0.2万にする。
方法2:トラップ本数を倍にして、1引く。24本→47本。そうすることによってトラップ値幅が半分の0.002になります。トラップ本数を単純に倍にしても良いのですが、そうするとトラップ値幅が中途半端な数字になります。気にならない場合は単純に倍にすればOKです。
方法3:同じ設定をもう一度設定する。その時、レンジ上限・下限をトラップ値幅の半分(この場合は0.002)上か下のどちらか一方にズラすと最初の設定とポジションが重ならずに買い増しできます。
あとから資金を増やす場合に便利です。
では、次に具体的な設定手順を紹介していきます。
設定の前にまずは口座開設
トラリピを始めるにはマネースクエアでの口座開設が必要です。
口座をお持ちでない方は、まずはこちらの公式HPから口座開設をしましょう。↓
口座開設が完了したら、マネースクエアFXアプリをダウンロードして必要な資金を入金しましょう。
トラリピ設定手順 NZドル/米ドル 40万円
NZドル/米ドルの40万円設定のスマホ(android)での手順を紹介します。
手順1. マネースクエアFXのアプリにログインし、「トラリピ注文」をタップ。
手順2. 新規注文画面で①~⑦の項目に値を入力し、最後に「トラリピのリスクを試算」をタップ。
表で示した数値をそのまま入力すればOKです。
⑧⑨決済トレールとストップロスは設定しないので、何もしなくてOKです。
※「トラリピのリスクを試算」を事前に済ませている場合は、「トラリピのリスクの試算」をタップせずに、手順5に進んで「確認」をタップしてください。
手順3. 注文の内容を確認し、①運用予定額に表の「必要資金」を入力し、②「試算する」をタップ。
手順4. ①「ロスカット水準」を確認します。ロスカット水準が表の値より下ならOKです。確認したら②「閉じる」をタップ。
手順5. 「確認」をタップ。
手順6. 注文内容を確認し、「注文実行」をタップ。
以上で注文は完了です。トラリピ管理表で注文を確認できます。
新規注文はレートが仕掛けたトラップと同じレートなった時に成立します。土日に設定した場合は月曜日に新規注文が成立します。
システム稼働後にすること
トラリピは自動売買なので稼働したら、あとは見守るだけで基本的には何もすることがありません。ただレートがロスカット水準に近づいた時には注意が必要です。
レートがレンジ上限を上回った場合
レンジ上限を上回った場合は特にすることはありません。
今回の設定ならばレートが0.712を超えると新たにポジションは持ちません。それ以上に上がっていけば持っていたポジションも決済されるのでポジションは0になります。
レンジ内にレートが戻ってくれば再びポジションを持ちます。
レートがロスカット水準に近づいてきた場合
レートがロスカット水準に近づいてきた場合は注意が必要です。今回の場合は0.541です。
レートがレンジ下限の0.62より下にいった時点で新たにポジションは持ちませんが、保有中のポジションの含み損は増え証拠金維持率が低下しロスカットされる危険が迫っています。
証拠金維持率が100%を下回らないように、十分な資金の入金か資金に余裕がなければ現在のレートから近いところを損切りしてポジションを減らしてしのぎます。
※スワップポイントに注意
レートが大幅に下落した場合は高値のポジションを長い期間持ち続けることになるので、スワップポイントに気を付けます。
スワップポイントがプラス又は0ならば利益になるので大丈夫ですが、もしマイナスになってしまった場合はマイナスが積み重なっていくので、損切りをする場合は決済までに時間のかかる高値のポジションから決済していった方が良いです。
トラリピのロスカットは「有効証拠金に対して証拠金維持率が『100%』を下回っていた場合、ロスカットになります。」となっています。「証拠金維持率」が100%を下回らないように十分に注意しましょう。
さいごに
トラリピのNZドル/米ドル(ニュージーランドドル/米ドル)の設定を詳しく紹介しました。
外貨同士の組み合わせはFX初心者にはなかなか馴染みがない通貨ペアかもしれませんが、トラリピは最初にしっかりした設定をすれば外貨同士でも日本円絡みの通貨ペアと運用は同じです。
トラリピは設定さえしてしまえば、あとは基本的にほったらかしで大丈夫な運用システムなので時間を気にせず簡単に資産運用できます。
口座開設のご案内
トラリピを始めるにはマネースクエアでの口座開設が必要です。口座開設はこちらの公式HPでできます↓
トラリピのその他の通貨ペアの設定のご案内
豪ドル/NZDドルの設定はこちらの記事で詳しく紹介しています↓
ユーロ/英ポンドの設定はこちらの記事で詳しく紹介しています↓
カナダドル/円の設定はこちらの記事で詳しく紹介しています↓
どの通貨ペアで運用しようと迷っている方必見!トラリピ全通貨ペアの考察をしました↓
「トラリピ」「ループイフダン」どちらで運用するか迷っている方はこちらの記事がおすすめです↓
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