ループイフダンの設定で通貨ペアと売りか買いかの方向を決定したあとに20、40、80など、どの値幅にすればよいか迷うと思います。
スイスフラン円(CHF/JPY)のS20、S40、S80で比較して現在設定するならどの値幅が最適か検証しました。
スイスフラン円(CHF/JPY)設定値幅はどれが最適か?
スイスフラン円(CHF/JPY)のS20、S40、S80を同じ想定値幅で比較した場合、どの値幅が一番決済損益が多いか比較してみました。
通貨単位をそろえた場合と資金をそろえた場合で比較してみました。
想定変動値幅は過去1年で損切にあわなかった値幅の12円で考えいます。決済損益はループイフダンランキングから2021年3月7日以前の過去1年間の実績を抽出しました。
通貨を1000にした場合(スイスフラン円)
売買システム | S20 | S40 | S80 |
最大ポジション数 | 60 | 30 | 15 |
通貨 | 1,000 | 1,000 | 1,000 |
必要目安資金 | ¥645,600 | ¥325,800 | ¥165,900 |
決済損益pips 1ヶ月 |
960 (48) |
480 (12) |
240 (3) |
3ヶ月 | 2,300 (115) |
1,000 (25) |
400 (5) |
半年 | 5,060 (253) |
2,640 (66) |
1,360 (17) |
1年 |
16,760 |
9,120 (228) |
4,160 (52) |
※()内は決済回数です。
12円の変動値幅を想定して1000通貨を購入する場合、S20がどの期間でも一番利益が大きいことがわかります。そしてS80がどの期間でも一番利益が小さいことがわかります。
しかし、必要目安資金はS20が一番必要になります。S80の必要目安資金約16万円に対し、S20は約4倍の64万円ほど必要です。
S20の最大ポジションを減らせば必要資金は少なくすみますが、想定変動値幅を小さくするということはハイリスクになります。ハイリスクでも積極的に運用したい場合は設定してもよいと思いますが、長期的な運用には向いていないので注意が必要です。
十分な資金が用意できる場合はS20で運用しても良いと思います。
資金が少ない場合は、大きな値幅で運用した方が良いです。
次に資金をS20にそろえ、資金70万円と想定して設定した場合で比べてみます。
資金を70万とした場合(スイスフラン円)
売買システム | S20 | S40 | S80 |
最大ポジション数 | 60 | 30 | 15 |
通貨 | 1,000 | 2,000 | 4,000 |
必要目安資金 | 645,600 | 651,600 | 663,600 |
決済損益pips 1ヶ月 |
960 (48) |
960 (24) |
960 (12) |
3ヶ月 | 2,300 (115) |
2,000 (50) |
1,600(20) |
半年 | 5,060(253) | 5,280(132) | 5,440 (68) |
1年 | 16,760 (838) |
18,240 (456) |
16,640 (208) |
※()内は1000通貨あたりの決済回数です。
資金70万円の場合では、S20は1000通貨に対し、S80は4000通貨設定することができます。
過去1か月では、どの値幅でも同じ利益です。
過去3か月では、S20が一番利益が大きいです。
過去半年では、S80が一番利益が大きいです。
過去1年では、S40が一番利益が大きいです。
過去1年間で比べてみると、結果はバラバラでした。
なので、資金70万円の場合、過去1年の結果からは、どの設定でも良いかと思います。
私の場合は基本的に長期運用で考えているので、今設定するならばバランスの良いS40を選びます。
さいごに
スイスフラン円はどの値幅が最適かというと、資金が同じな場合はどの値幅でも良いという結果になりました。しいていうならば、1年間で一番利益の多いS40がおすすめです。
私は2週間前からS80で1本設定していて、調子も良いです。
しかし、今回の検証結果と最近の値動きを見ていて資金を倍増してS40を1本に切り替えようかと思っています。
ループイフダンを始めるにはアイネット証券で口座開設が必要です。ループイフダンはデモがあるので初心者でも安心して始められます!詳しい内容はこちらからご確認いただけます(公式HP)↓
カナダドル円の値幅の設定はこちらの記事で検証しています↓
最新の設定と実績は毎週【運用実績】で公開しています。↓